ZEISS LSM 980 with Airyscan 2

超解像度顕微鏡システム

多様な研究にフィットする
共焦点4Dイメージングに最適なプラットフォーム

特徴 / 仕様

特徴 / 仕様FEATURE / SPECIFICATION

最高の感度とスペクトルの柔軟性の実現に最適化されたメインスキャナー LSM980
スキャナー冷却技術と34chのGaAsP搭載超高感度検出器により、低光毒性が求められる生細胞実験においてもレーザー出力を上げることなくSN比と解像度の両方を向上させることが可能です。また、1スキャンで複数の波長を同時に分離することが可能なスペクトルイメージングを組み合わせることで生細胞実験に最適な高感度と波長柔軟性を同時に実現します。
超解像撮影、高感度撮影、高速撮影を同時に実現するZEISS独自の検出器Airyscan2
ZEISSが独自開発した超解像検出器Airyscan2により従来のサンプル調整のまま、従来のLSMと同じ撮影方法で最大XY分解能90nmの超解像撮影が可能です。Airyscan2はシグナルを失う原因となるピンホールを閉じることなく超解像化を実現しているため特にライブイメージングにおける重要な要素である高感度を同時に実現しています。また、複数ラインを同時にスキャンするマルチプレックスモードにより高速撮影も同時に実現しています。
生産性と信頼性の向上を図れる電動倒立顕微鏡とオペレーションソフトウェア
電動倒立顕微鏡Axio Observer 7に搭載されたAI Sample Finderにより従来は観察者が手動で行っていた撮影領域の識別を自動化することが可能で、撮影までの時間を大幅に削減することが可能です。また、カメラ撮影とLSM撮影をシームレスに切り替えることが可能なため、カメラで撮影した広範囲の画像とLSMで撮影した高解像画像が自動的にレイヤーで表示されると同時に同一フォルダ内に自動保存されるためデータの信頼性の向上につながります。
撮影データの3D/4D解析が可能な専用ワークステーションとソフトウェアを搭載
機器制御用のワークステーションとは別に3D/4D解析ソフトウェアがインストールされた解析専用のワークステーションを搭載しています。ワークステーション同士は制御ソフトウェアZENで接続されているため、LSM980で撮影したデータを自動的に解析用ワークステーションに保存することが可能です。それぞれのワークステーションは別のユーザが同時に使用することが可能なため、撮影後のデータの持ち出しや画像解析を機器占有時間を気にすることなく行うことが可能です。
LSM980スキャンモジュール QUASERスペクトル検出器 34ch (2x PMT + 32x GaAsP)
超解像検出器 超解像検出器 Airyscan 2
透過光検出器 透過光検出器 T-PMT
レーザーモジュール ダイオード 405nm, 488nm, 561m, 639nm
顕微鏡 電動倒立顕微鏡 AxioObserver7
-AI Sample Finder
-電動XYスキャニングステージ
-Zピエゾステージ
-目視用LED蛍光光源 Colibri7 Type R[G/Y]CBV-UV
-目視用クワッドバンド蛍光フィルタ 90 HE LED [DAPI/FITC/TRITC/Cy5]
-顕微鏡用デジタルカメラ Axiocam 705 mono
-CO2インキュベーションシステム
対物レンズ Plan-Apochromat 5x, 10x, 20x, 63xOil
LD LCI Plan-Apochromat 40x Imm
制御装置 制御用ワークステーション・モニタ、制御ソフトウェアZEN
解析装置 解析用ワークステーション・モニタ、解析ソフトウェアZEN、3D/4D解析ソフトウェア IMARIS

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