交流が生まれる風土
CULTURE
文字サイズ
交流が生まれる風土
CULTURE
CULTURE 05
進出企業・団体や大学の人事担当者、研究者が集まり、学生・社会人の求職者に「働く場」としての都市の魅力を伝えることや、研究推進に必要となる人材育成の課題に対して行うべき取組みを検討する会議を定期的に開催。
2021年4月に発足した「人材戦略部会」は、進出企業・団体や大学の人事担当者、研究者が集まり、神戸医療産業都市において長年課題となっていた、学生・社会人の求職者に「働く場」としての都市の魅力を伝えることや、研究推進に必要となる人材育成の課題に対して行うべき取組みを検討しています。
神戸医療産業都市運営委員会(人材戦略部会/都市環境・交流部会)において、『新規採用者研修プログラム』を採択したことを踏まえ、都市運営委員会に属する企業・団体の若手職員・研究者・学生を対象に、年間を通じた継続した交流の場として第1回KBIC Meetupを2023年5月に開催しました。
第1回は主に人材育成に係る研修として、神戸医療産業都市の概要について学んだのち、参加者による企業紹介、メンタルヘルスに関する研修、そして、『7つの習慣』ボードゲーム研修が行われました。研修後には交流会も実施され、学びとともに参加者間のコミュニケーションが活発に行われていました。
令和4年度第2回目の会議を2022年12月23日に開催。11企業・団体に参加いただきました。
3グループに分けてワークを行い、「人材確保の取り組み施策」や「求職者に対する情報発信方法」の必要性について、総合的に整理・検討を進めました。
「人材確保」については、研究職・開発職のみに限定せずKBICで働く人々自体を増やしていく、学生が魅力に思えるようなイベント・特典を考える、など具体的な意見交換が進められました。また「情報発信」については、中途の市場ではまだまだ目に止まりやすい紙媒体がもっとあってもいいのでは、との提案が。新卒への重要な情報の発信ポイントであるSNSについても、さらなる検討を進めていくことが今後の課題となりました。
部会発足後初めての会議が2021年12月20日に15企業団体に参加いただき開催。
「働く場としてのブランド戦略」や「育成制度の充実」「求職者への発信」などのテーマで、今後取り組むべき施策についてグループワークを行いました。
今後は先端研究の仕事を体験できるイベントや研究者のキャリアについて考えるイベント、また神戸医療産業都市で働く人のための合同研修の開催を予定しており、その具体的な内容について部会で検討を進めてまいります。